みよし市の副市長や部長にSDGs普及のための取組事業を提案

岡村ゼミでは、みよし市との包括連携協定に基づいて、ゼミ生とみよし市役所職員で「SDGs推進プロジェクトチーム」を2021年11月に結成し、A、B、Cの3グループに分かれて、「市民に向けたSDGs発信事業」を企画・検討してきました。

そして2022年3月22日には、「みよし市SDGs推進本部会議」において、2021年度のプロジェクトチーム活動の集大成として、企画・検討した事業内容を副市長や各部長にプレゼンしました。



Aグループはカードゲームを用いた小学校への出前授業、BグループはSDGsマルシェの開催、CグループはSDGs作品コンテストをそれぞれ提案し、そのうち最も優秀な提案が採用され、2022年度のみよし市の事業として実施されることとなります。

いざ、各グループの発表を聞くと、いずれの事業も力作で、非常によく考えられていました。

事実、学生は、大学の講義の勉強に加えて、講義時間外に市役所の会議室や大学の空いている講義室にプロジェクトチームの各グループで集まり、遅くまで試行錯誤していました。学生たちの頑張りに脱帽するとともに、学生をリードしてくれたみよし市役所職員の皆様には感謝しかありません。

とは言えコンペに勝敗はつきもので、全ての提案が実現するわけではありません。そこがつらいところですし、社会とはそういうところです。でも、そうした現実を味わうのも学生たちにとっては良い経験になるのかもしれません。

話を戻すと、審査の結果、僅差でCグループの企画(SDGs作品コンテスト)が優秀提案に選ばれ、2022年度の事業として採択されました。

ところが、副市長や部長をはじめとするみよし市の粋な計らいで、優秀提案をメインとしつつも、学校への出前授業やマルシェでの展示といったほかのグループの提案要素も取り入れてもらえることになりました。

2022年度は忙しくなりそうですが、教員と学生、そしてみよし市で協力し、事業を大成功させることで、みよし市におけるSDGsの普及に貢献したいと思います。


最後に今回、参加した学生たちは、当該プロジェクトチームでみよし市職員と一緒に活動することで、公務員の仕事やその魅力について学ぶこともできました。


ご協力いただきました皆様、ありがとうございました。

岡村 誠

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東海学園大学経営学部助教の岡村誠です。 大学卒業後に10年間、地元新潟県庁で公務員をした後、大学院生を経て大学教員になりました。 社会人(公務員)経験を生かして、地域連携・社会貢献活動の企画・運営や学生の公務員試験突破に向けたサポートを行っています。