10月に行ったみよし市企画政策課への事業提案を高く評価いただき、岡村ゼミは、みよし市との包括連携協定に基づいて、みよし市役所企画政策課と共同で「みよし市SDGs推進プロジェクトチーム」を立ち上げました。
このプロジェクトチームは、市と大学が連携することを通じてSDGsを地域において効果的に推進していく目的で設置され、みよし市若手職員9名と岡村ゼミの学生9名で構成されることになります。
11月22日には、第一回目のプロジェクトチーム会議があり、活動内容の打ち合わせと、SDGsについての学習をしました。
学生は、はじめのうちは緊張からか、話し合いの中でなかなか発言することができませんでしたが、市役所職員のみなさんの配慮のおかげで徐々に硬さがとれ、各自がしっかり意見を言えるようになりました。
こうした経験は、公務員試験での集団討論でも生かされるのではないかと思います。

今回の話し合いの結果、今後は3グループに分かれて「市民に向けたSDGs発信事業」の企画・検討を行い、各グループが考案した事業を「みよし市SDGs推進本部会議」(2022年3月22日開催)でコンペを開催し、副市長や教育長、各部長に提案することになりました。
そして2022年度には、各グループが提案した事業のうち最も評価が高かったものを、プロジェクトチームで協力して実践していくことになりました。
このプロジェクトチームの活動は、参加した学生にとって、実際に自治体の公共サービスの企画に従事する貴重な経験となると思います。このような経験を通して、将来、自治体や企業で事業を立案するための能力を習得してもらいたいです。